”痛車”、出陣の巻(その他:令和159)

(初出:20/10/22)

 炸裂する、推しキャラ愛・・・
 オタク系イベント会場駐車場にはつきものの、車体にマンガやアニメキャラが描かれた車=”痛車”。
 日本だけかと思いきや、遠くドイツにも出現している”痛車”文化(参考記事:「目立ちすぎて撤去、金色BMW」)。
 衆目が集まる中、”ぼくは〇〇キャラのファンです”という無言の告白なくしては成立しない”痛車”ですが、百台を超える規模で集まるイベントともなると、まさに壮観です。
 つぎのような記事がありました。
『痛車は、アニメやゲームのキャラクターのシールなどで車体を装飾して走ると、周囲から「痛々しい」という視線を向けられることからできた造語。1千万円以上をかけて改造した「激痛」が走るほどの車もあるという。
 今年は150台を募集したところ、申し込みが殺到し、約2時間で応募を締め切ったという。』
出典:朝日新聞デジタル 20/10/02 「「痛車」160台が岐阜で決戦 町教委のオタク孤軍奮闘」(https://digital.asahi.com/articles/ASNB17GQZN9ZOHGB007.html?iref=pc_extlink)
 イベントの名前は、「天下無双 東西最強痛車決戦(コンテスト)」。
 上記記事は、10月3日、岐阜県垂井町宮代の朝倉運動公園で開かれた第四回大会直前のもの。
 開催当日の模様は、Yahoo!ニュースはもちろん、NHK、朝日テレビなど電波媒体、朝日、読売など全国紙、そして各種雑誌、WEB媒体など数知れない媒体に取り上げられました(参考:【公式】天下無双 東西最強痛車決戦(コンテスト) https://twitter.com/peerless_tarui)。
 イベント当日は、華を添える約10人のコスプレーヤーも参加したとか。
 さらに、開催された垂井町の町長も来場。
 壮大なイベントの模様は、上記公式Twitterで見ることができます。
 コロナが猛威を振るう令和2年。
 夏はおろか、冬のコミケの年内開催もなくなり、連続参加が継続中だった、当サイトのイメージキャラを描いていただいた漫画家・伊藤伸平先生の奥様、おだぎみを先生の嘆きはひとかたならぬものがあります。
 同じように、丹精込めた愛車が同好の士を唸らし、称賛を浴びる機会が減って、荒ぶる気持ちを抑えきれない”痛車”オーナーもいるのではないでしょうか。
 こうした”痛車”イベントが、そうした気持ちの発散の場ともなっているような気がしないでもありません。
 なお、天下無双イベントとは主宰がちがいますが、令和2年11月1日、大阪・万博記念公園で「EXPO痛車天国」の開催が予定されています(参考:痛車天国プロジェクト http://itasha-tengoku.yaesu-net.co.jp/event/2020_expo/)。
 すでに、350~400台もの、”われこそは”と思う痛車、痛単車、痛チャリオーナーが参加エントリーしているとか。
 ただ気がかりなのは、こと違法駐車に関して、大阪は修羅の国であること(参考記事:シャレにならない・・・「浪速駐禁事情」)。
 ただでさえ目立つ”痛車”は、駐車監視員の絶好の標的となりかねません。
 会場に駆けつけた”痛車”オーナーの皆さま。
 会場以外の場所での駐禁には、くれぐれもお気をつけください・・・

※参考記事:
「痛車はコレクション感覚」
https://駐禁.com/sonota103/