(初出:22/02/08)
ビッグボスお気に入り、電動キックボード・・・
ド派手に登場し、今のところ、今季(2022年)プロ野球話題の中心といってもいい、ビッグボスこと日本ハム新庄監督。
そのビッグボスが、球場に乗りつけたのはカウンタックではなく、電動キックボードでした。
日本ハム新庄剛志監督(50)が7日、春季キャンプを行う沖縄・名護球場に、トレードカラーの真っ赤な電動キックボードに乗ってさっそうと登場した。
出典:日刊スポーツウェブサイト 22/02/07 「新庄剛志ビッグボス 真っ赤な電動キックボードで登場 臨時コーチの赤星氏に「ありがとね!」」 https://www.nikkansports.com/baseball/news/202202070000161.html?mode=all
現在、日本では、性能が同じでも、異なる扱いをされる、2種類の電動キックボードがあります。
ひとつは、原付と同じ扱いをされ、違反については、つぎのような罰則が与えられることもある、個人所有の電動キックボード。駐禁もとられる可能性があります。
公道を走る電動キックボードにおける罰則。
無免許運転:3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
無保険車両運行:1年以下の懲役又は50万以下の罰金
整備不良車運転:3月以下の懲役又は5万円以下の罰金
歩道通行(通行区分違反):3月以下の懲役又は5万円以下の罰金
もうひとつは、東京都、千葉県、神奈川県、長野県、福島県、大阪府、京都府、兵庫県及び福岡県の一部などの特定地域、そして期間限定、特例として、ヘルメット着用は任意とするなど一部扱いが緩和されている、特定事業者のシェアリング型電動キックボードです(参考:警視庁 22/01/05 「特例電動キックボードの実証実験の実施について」 https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/doro/dendosukuta.html)
春季キャンプが行われている沖縄県では、シェアリング型電動キックボードの実証実験は行われていないので、ビッグボスの愛車は、個人所有のものということになります。
しかし、派手な言動と裏腹に、各種報道では、細かな気配りも目立つビッグボス。
さすがに抜かりはなく、写真で見るかぎり、電動キックボードにはナンバープレートもついており、しっかり公道を走る基準※1を満たした車種のようです。
それもそのはず、車体に書かれていたのは、日本の法律を熟知した、自社開発をしている国産電動キックボードメーカーの名前でした。
その名も、E-KON(https://www.e-kon.jp/)。
記事では、選手全員にプレゼントしようかなどと語るなど、そうとう電動キックボードを気に入った様子のビッグボスですが、唯一、気になったのは、ヘルメットを着用していないこと。
じつは、球場内は公道ではないので、ヘルメット着用の義務はないのです。
ただ、球場から一歩、外に出たら、上記のように、現状、個人所有の電動キックボードは、ヘルメットが必須です。
全国に数多いビッグボスのファンの方、新庄監督に憧れ、電動キックボードを買い求めたとしても、今はまだ、ニット帽で公道を走ったりしないよう、ご注意ください。
いずれ、法律が改正※2されたら、ビッグボスと同じように、颯爽と街中を走れるようになるので、それまで、しばしの辛抱です。
そのうち、町中に、ミニ・ビッグボスが溢れるようになるかもしれません・・・
参考記事:
※1=「その電動キックボード、合法ですか」
※2=「ブーム確定、電動キックボード、つぎなる注目は」
※参考記事:「ブーム確定、電動キックボード、つぎなる注目は」
…
※参考(Amazon):
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