駐禁70回ぶっちぎり(逮捕:令和129)

(初出:20/07/06)

 歴代ワースト5にくいこむ数字です・・・
 つぎのような報道がありました。
『車検切れの車を運転したとして愛知県警中署は3日、住所不定、自称自営業の男(28)を道路運送車両法違反(無車検運行)容疑で現行犯逮捕した。
 男は約2年半にわたり、名古屋市中区栄の白川公園周辺で駐車違反を70回以上繰り返していたとみられ、同署は道路交通法違反(放置駐車違反)でも検挙する方針。反則金は100万円以上に上るという。』
出典:読売新聞ウェブサイト 20/07/05 「無車検でシボレー運転、駐車違反は70回以上か…男を逮捕」(https://www.yomiuri.co.jp/national/20200705-OYT1T50057/)
 駐禁をとられたあと、運転していた人間が「反則金」をおさめないと、車の所有者に「放置違反金」の納付命令が送付されますが、所有者がさらにその支払いを無視しつづけると、車検拒否されます(参考記事「駐禁の仕組み2」)。 
 ふつうならそこであわてて「車が使えなくなる」と、滞納していた「放置違反金」を延滞金といっしょに納付して車検を通すのですが、なかには、車検すらぶっちぎる自由人が現れます。
 そうした自由人はたいがい、べつな交通違反で調べられるうち、こうした違反が露呈して逮捕されるのですが、自分勝手としか思えない言い訳をするのが特徴です。
 「家の前に止めるのが楽だった」、「名義を変えなければ責任を問われず、やり放題だと思った」、「金を払うのが嫌だった」、「駐車場も金もなかった」などなど。
 今回、逮捕された運転手も取り調べに対し「お金がなかった」という趣旨の供述をしているそうですが、シボレーといえば高級車です。
 その言い訳は通用しない可能性が高いと思いますが、もしほんとうに銀行口座に残高がない場合は、シボレー自体が差し押さえられ、競売にかけられる可能性もあります(参考記事「へたしたらボーナス差し押さえ」)。
 ちなみに過去最高の、「放置違反金」支払いが無視された駐禁回数は「159回」(参考記事「新記録”159回”」)。
 70回だと、当サイトが調べた中では、ようやくワースト5(159回、103回、98回、81回)に入る程度。
 上には上がいるものです。
 ただし、ランキング上位の数字はいずれも10年以上前、平成に記録されたもの。
 令和になってからだと、ワースト1の記録ではないでしょうか。
 不名誉な記録ですけども・・・