監視時代に逃げ切りは無理(逮捕:令和161)

(初出:20/10/30)

 交通事故を起こして逃げたら大問題となります・・・
 そもそも現代では、都市部において事故を起こしたら、誰の記憶にも残さず痕跡を消すことは、まず不可能と思ったほうがいいでしょう。
 たとえば東京では、警視庁が導入したものだけでも、182台※もの街頭防犯カメラが稼働中です(新宿55台、渋谷21台、池袋49台、上野12台、六本木44台、錦糸町15台)。
 このほか、ビルなどに設置された民間の防犯カメラは数知れず。
 また最近では、あおり運転取り締まり強化の影響で、ドライブレコーダーの車載が急速に進んでいます。
 極めつきは、通行人のほとんどがスマートフォンを持ち、騒ぎがあれば即座に撮影、SNSにアップされてしまうこと。
 衝突音が響きわたるような事故を起こしてしまったら、その瞬間からの一挙一動は、誰かのスマホに録画されていると思ってまちがいないかもしれません。
 事故を起こしたら、自分に怪我がないなら、ただちに負傷者がいれば救護する、警察に報告するなどの義務を果たさないと、違法となります。
 現場から走り去り、「急ぎの用があったので、それが終わらせてから対応しようと思った」などの言い訳は一切通用しません。
 ちなみに、駐禁をとられた場合も、「お腹の調子が悪くてトイレに行っていた」などの弁明は認められません(参考記事:やっぱり「トイレは不可」)。
 事故でも、駐禁でも、対応を先延ばしにしていいことはありません。
 事故の相手や、駐禁をとった警察(参考記事:逃げ得許さぬ、滞納違反金きつい追い込み)は、忘れてくれないのですから・・・

※参考:警視庁「街頭防犯カメラシステム」(https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/anzen/anshin/gaitocamera.html)