反則金だけのはずが暴れて逮捕 (逮捕41)

(初出:06/12/19) ※アーカイブ

出頭の努力がムダになりました・・・

06年12月15日、警視庁本所署が、アパレルメーカー社員を器物損壊現行犯で逮捕したとの報道がありました。

『駐車違反の交通反則切符の交付を受けるため同署を訪問。取り締まりへの不満を口にした後、ドアをけったという』
出典:日刊スポーツウェブサイト http://www.nikkansports.com/ 06/12/15)
 
けられたドアのガラスが割れて逮捕されたのですが、そんなに不満なら、なぜ出頭したのでしょう。

「反則金」を納付しなければ、やがて「放置違反金」の納付書が送られてきて、それを納付すればよかったのに、と思ったら、記事では、男が働くアパレルメーカーのオーナーに関する記述が続いていました。

『人身事故を起こしたにもかかわらず、社員に身代わり出頭させたとして犯人隠避教唆罪などで起訴され公判中』
(同上)
 
もしかするとこの社員は、裁判中のオーナーから「おまえ、交通違反をなめてたら、オレみたいな目に合うぞ」といわれて、いやいやながら出頭したのか。
 
あるいは、すでに何回も駐禁をとられていて「これ以上出頭しないと逮捕する」と警察から通告されていたのか。
 
いずれにしても、せっかく出頭したのに警察署のガラスをけり破るとは・・・
よけいな罪を増やしました・・・