(初出:07/01/22) ※アーカイブ
ゴム印まで偽造・・・
07年6月に交付対象が「車」から「人」へと変更される「駐車禁止除外指定車標章」。
その変更の原因のひとつとなった、同標章の偽造がまたも発覚しました。
06年12月逮捕、07年1月12日京都府警が有印公文書偽造・同行使の疑いで送検した男の犯行について、つぎのような報道がありました。
『12月19日、伏見区内の駐車禁止の市道に乗用車を止め、車のダッシュボード上に偽造した身体障害者用の駐車禁止除外指定車標章を掲示した疑い。「どこでも駐車できるように、標章をカラーコピーするなどして作った」と供述している、という』
(出典:東京新聞ウェブサイト http://www.kyoto-np.co.jp/ 07/01/12)
悪質だったのは、標章を偽造するにあたって、ゴム印まで作成していたこと。
ただ、そこまで用意周到だったにも関わらず、犯行が発覚したきっかけは間が抜けていました。
『偽造標章は昨年11月中旬、伏見区のスーパーの駐車場に落ちていた。発見者が交番に届け、伏見署が発行番号を調べて偽造と分かり、記載されていた車両番号から容疑者を割り出した』
(同上)
もし男がうかつにも紛失しなければ、標章が変更される6月まで、事件は発覚しなかったかもしれません・・・