どっちつかずの「駐車監視員」 (逮捕56)

(初出 :07/07/13)

 社会正義の執行人? 放置違反金集金員?・・・
 警察から、違法駐車車両の確認業務を委託された「駐車監視員」は、”民間人”であると同時に”みなし公務員”でもあります。
 どっちつかずのこの中途半端な立場が、じつは、さまざまな問題の原因となっているかもしれません。
 07年7月大阪で、大阪経済大の学生が起こした事件について、つぎのような報道がありました。
『自分の乗用車に駐車違反のステッカーを張り終えた監視員に「何しとるんじゃ、はがせ」などと怒鳴りつけ、胸ぐらをつかんだり、体を突いたりした疑い』
『同容疑者は、その約15分後、ステッカーを張られたとして同署に出頭。監視員への暴行について問われ、認めたため同署が逮捕した』
(http://osaka.nikkansports.com/ 07/07/09)
 大学生の逮捕容疑は「駐車監視員」への公務執行妨害容疑。
 「駐車監視員」が”みなし公務員”であるため、その業務を妨害したということなのですが、この大学生、相手が「駐車監視員」ではなく警察官だったとしても、同じような行動に出たでしょうか。
 ステッカーを貼って回ってる「駐車監視員」なんて”民間人”なんだから、すこしくらい文句いって強く出ても問題ないだろうと思ったのでは。
 実際には「駐車監視員」は”みなし公務員”であり、”公務執行妨害”で逮捕されてしまった・・・
 なんというか、立場のわりには、緑色でフレンドリーな「駐車監視員」の制服は、”抑止力”が足りないのかもしれません・・・