どれくらい増えた? 駐禁取締り (取締32)

(初出:07/01/30) ※アーカイブ

警察庁の予測では、「駐車監視員」制度が導入されたら、駐禁の取締り件数は2倍になるはず・・・

実際はどうだったのでしょうか。

07年1月25日、警察庁が発表した文章「平成18年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取締り状況について」によれば、つぎのとおりです。

『駐車違反については、195万3,788件(告知・送致件数と放置違反金納付命令件数の合計)で、前年(告知・送致件数)に比べ36万411件(22.6%)増加した』(出典:警察庁 http://www.npa.go.jp/ 07/1/30)
 
22.6%とは微妙な数字ですが、注意しなければいけないのが、「駐車監視員」制度の開始時期と監視員の習熟度。

同制度が施行されたのは、年度初めからではなく、途中の06年6月1日から。
また、制度開始初日は機材のトラブルなどもあり、全国246警察署が委託する「駐車監視員」計1,593名が確認した駐禁車両の数は、わずか965件
 
現在では、「駐車監視員」も作業に習熟してきたし、さらに増員の計画もあるし・・・

“2倍”という目標が達成される日も近いような気がします・・・