警察官も駐禁とられる (取締40)

(初出 :08/03/20) ※アーカイブ

駐禁取締り中のパトカーが、駐車違反で摘発される・・・
都市伝説のような話ですが、これは現実のお話。

07年11月10日、三重県で駐禁取り締まりについての記事がありました。

『交通違反の取り締まり中の三重県警鈴鹿署のパトカーを駐停車禁止の交差点付近に止めたとして、運転していた同署地域課の巡査部長(54)が交通反則切符を切られていた』
『巡査部長は反則金1万2,000円を払い、2点減点された』
(出典:zakzak by夕刊フジ http://www.zakzak.co.jp/ 08/03/19)

取り締まってる側を、いったい誰が取り締まったのかと思えば、目撃者が津地検に連絡することで違反が発覚したとのこと。

この一件、警察は身内の違反でも厳正に処分を下すという、ひとつの証明にはなりました。

今後、駐禁ステッカーを貼られたドライバーが「パトカーだって、違法駐車してるじゃないか」とごねても、この1件を知っている警察官なら「パトカーでも、違反したらちゃんと処分しています」とこたえられるようになったわけです。

民間人としては、駐禁の、言い訳のひとつが減ったのかもしれません・・・