(初出:06/04/15) ※アーカイブ
駐禁と並んで、ドライバーが身近に感じる道交法違反といえば・・・
飲酒運転、最高速度(スピード)、座席ベルト(シートベルト)装着義務、などではないでしょうか。
これらのうちで、取締り件数がいちばん多い違反はなんだろうと思って調べたら、シートベルトでした。
先日見た、警察庁が発表した資料、「平成17年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取締り状況について」によると、つぎのとおり。
140,873件(飲酒運転=酒気帯び、酒酔い合計)
522,625件(携帯電話使用等違反)
1,490,000件(駐車禁止場所等違反)
2,763,193件(スピード違反=速度15未満~速度50以上合計)
そして、
3,186,884件(シートベルト違反)
けっこう頻繁に取り締まっているような印象があるスピード違反でも、シートベルト違反の摘発件数には敵わないんですね。意外でした。
しかし警察庁の予測では、民間委託により、駐禁の摘発件数はこれまでの約2倍になるとか。
ということは、単純計算で、1,490,000×2=2,980,000件。
スピード違反を抜き去り、シートベルト違反に迫る勢いです。
果たして、駐禁が、不名誉な1位を獲得する日はくるのでしょうか・・・