駐車監視員デビュー、初日の感想は・・・ (取締12)

(初出:06/06/01) ※アーカイブ

ほろ苦いデビューでした・・・

なんでもそうですが、初めての時は、なかなかうまくいかないもの。
まして、テレビカメラや新聞記者、指導する警察官が見守っていたら・・・

昨日まで一般市民だった「駐車監視員」が、緊張で手が震えて、うまくデジカメが操作できなかったり、携帯端末の入力がおぼつかなくてもしかたない気がします。

本日、06年6月1日。
駐禁取り締まりを民間委託する「駐車監視員」制度がスタートしました。

警察初となる、取り締まりの民間委託、しかも対象となるのが、身近な駐禁とあって・・・
新聞各紙は朝夕刊で、いっせいにこの話題について取りあげました。
各紙の見出しはつぎのとおり。

『駐車違反の民間監視始動、改正道交法きょう施行』
『改正道交法施行、“郵便厚遇”に宅配業者から批判の声』
『9都道府県で機器トラブル 駐車違反の民間委託初日』
『駐車違反、民間監視スタート 即摘発ピリピリ』
(引用:読売新聞ウェブサイト http://www.yomiuri.co.jp/ 06/06/01)
『駐車取り締まり 民間業者74社に警官天下り先も』
『違法駐車の確認、民間委託がスタート 1578人出動』
『駐車監視初日、携帯端末が一時作動せず 名古屋』
『駐車監視、端末133台不具合 愛知など午前の活動中止』
引用:朝日新聞デジタル  http://www.asahi.com/ 06/06/01)
『改正道交法:駐車違反摘発強化 民間監視トラブル不安』
『駐車違反取り締まり:携帯端末の不具合、9都道府県で』
(引用:毎日新聞ウェブサイト※当時  06/06/01)
『駐車違反、「民間監視員」の取り締まりスタート』
『「民間監視員」スタート・愛知などで端末トラブル』
引用:日経新聞ウェブサイト  http://www.nikkei.co.jp/ 06/06/01)

もちろん、テレビでもとりあげられました。
ネットニュースの見出しはつぎのとおり。

『公安委員長 駐車監視員を視察』
『駐車違反取締り 新制度始まる』
(引用:NHK http://www3.nhk.or.jp/ 06/06/01)
『駐車違反取り締まりで民間委託スタート』
『民間委託 札幌で早速、駐車違反取り締まり』
『民間監視員取り締まり 早くもトラブル』
(引用:日テレNEWS http://www.news24.jp/ 06/06/01)
『駐車違反取締り強化、端末トラブルも』
(引用:TBSニュース※当時 06/06/1)
『改正道路交通法施行にともない駐車違反取り締まりの民間委託スタート』
『駐車違反取り締まり民間委託 愛知で監視員が使用する携帯端末が作動しないトラブル』  
(引用:FNNプライムオンライン http://www.fnn-news.com/ 06/06/01)
『取り締まりできません 愛知では端末作動せず』
『動かなくなった 「駐車監視員」トラブル相次ぐ』
(引用:テレビ朝日 http://www.tv-asahi.co.jp/ 06/06/01)

これら見出しのあちこちに出てくる”トラブル”というのは、北海道、東京、神奈川、愛知、京都、大分、広島、佐賀、兵庫の9都道府県44署で発生したもの。

トラブルの内容はといえば、「駐車監視員」が駐禁確認作業に使用する携帯端末、計133台に不具合が出たとのこと。

周到な準備を重ねてきたわりにはバタバタした感じですが、おかげで朝から晩まで、全国マスコミで「駐車監視員」制度を取りあげたわけですから、そのアナウンス効果は大きかったと思います。

「駐車監視員」制度について、広く認知してもらうこと。
まずは、そこからはじめるという意味では、結果オーライだったのでは。

あと、これは個人的な意見ですが。
駐禁を発見するなり、ぱぱっと写真を撮り、あっという間にステッカーを印刷して貼りつける「駐車監視員」より、ハイテク機器に悪戦苦闘する「駐車監視員」の方のほうが親近感がもてました。

もっとも、これは。
ぶっちゃけ、自分の車が摘発されたわけじゃないから、いえる話ですけど・・・