お勤めするなら・・・ (その他4)

(初出:06/05/02) ※アーカイブ

 「駐車監視員」の資格をお持ちの方へ。
 お仕事されるなら、名古屋市中区の警備会社「コアズ」がよいかも。
 なぜなら同社は06年度、東京だけでも、麹町・丸の内・神田・万世橋・愛宕・三田・高輪・麻布・赤坂・東京水上・渋谷・原宿・代々木と、じつに13署と契約を結んでいます。
 そのほかの同社の契約状況について、つぎのような記事がありました。
『東京や愛知、大阪、福岡などで十一契約(計三十二署分)を結んだ』
(http://www.tokyo-np.co.jp/ 06/04/27)
 せっかく受講料を払い、時間を割いて、取得した「駐車監視員」の資格です。
 眠らせておくのはもったいない・・・
 そう思うなら、「駐車監視員」の仕事を入札する可能性が高い会社を選んだほうがいいのは、いうまでもありません。
 ちなみに、「コアズ」とはどんな会社かと思い、調べてみると・・・
 05年行なわれた、愛知万博・愛地球博の警備業務、代表幹事社でした。
 国家規模のイベントを仕切るような会社なので、警察も安心して、業務を委託しているようです。
 なお警察庁によれば、06年度「駐車監視員」の民間委託入札に参加したのは735法人となり、うち74社が契約を受託。
 契約を勝ち取るには、倍率10倍の狭き門をくぐらなければなりませんでした。
 その中で、11契約も獲得した「コアズ」の実績は目を引きます。
 なお、06年度契約を受託した法人74社に所属し、実際の業務に就いた「駐車監視員」の定員は、全国で1,580人。
 ところが「駐車監視員」の有資格者は、東京都内だけでも約3,850名いると当サイトでは推定しています。
 今年仕事に就くことがなかった「駐車監視員」有資格者の方々って。
 果たして、受講した内容をいつまで覚えていられるのでしょうか・・・

※本記事は06年当時の状況に基づいたものです。