(初出:06/11/03) ※アーカイブ
あってはならないミス・・・
06年6月1日施行以来、都市部の交通渋滞緩和などに絶大な効果を発揮している「駐車監視員」制度。
警察庁初の民間委託であるこの制度、まちがえる人が多いのですが、「駐車監視員」は好き勝手に駐禁を取り締まっているわけではありません。
所轄の警察署の指導監督のもとに、取り締まる地域・時間を指定され、その範囲内で作業しています。
各警察署の「駐車監視員」が見回る地域は、HPで公開されており、ある意味、ガラス張りのような状況。
したがって、まちがいが起きる確率は低いはずなのですが・・・
つぎのような記事がありました。
『今年6月に始まった民間の駐車監視員制度で、神奈川県警南署の委託を受けた監視員2人が、駐車禁止区域ではない横浜市道で、誤って延べ12台の車両にステッカーを張りつけたことが2日、分かった。同県警によると、ステッカーの張り間違いが発覚したのは全国で初めて』
(http://www.asahi.com/ 06/11/02)
『神奈川県警駐車対策課は、標章を張られた9人に直接説明し謝罪した。既に反則金などを仮納付した人には、還付手続きを進めている』
(http://www.jiji.com/ 06/11/02)
『現場の市道と駐車禁止の道路との交差点付近に駐車禁止標識があり、監視員が現場を駐車禁止と勘違いした』
(http://www.mainichi-msn.co.jp/ 06/11/03)
人間がやることなのでミスが発生するのはしかたないですが、「駐車監視員」も勘違いするくらいなら、その標識、移動したほうがよいのでは・・・