自動車盗で死亡事故 (駐車場37)

(初出:07/04/19) ※アーカイブ
 
駐車場に停めていたのに悲惨な目に・・・
どこに駐車していても、安心できない時代となりました。

07年4月15日夜千葉県船橋市で死亡事故が発生、つぎの記事のような事件がありました。

『男性会社員(36)が倒れ、その西約60メートル先でエンジンキーの差し込み口が壊れた男性の乗用車が見つかった。男性は後頭部の骨を折るなどしており、搬送先の病院で死亡が確認された』
(出典:zakzak by夕刊フジ http://www.zakzak.co.jp/ 07/04/16)
 
なぜこんなことになったかといえば、警察の調べでは、自動車盗の現場に出くわして、犯行に巻き込まれたのではないかとのこと。
 
盗まれそうになった男性の車は、新車で国産スポーツカー、1台350万以上。
犯行の様子はつぎのように想像されています。

『路上には車が蛇行したとみられるタイヤ痕』
『盗まれるのを阻止しようと車体にしがみつき、約100メートル引きずられた可能性が高い』
『振り落とそうとしてハンドル操作を誤り、塀に衝突した』
出典:日刊スポーツウェブサイト http://www.nikkansports.com/ 07/04/16)
 
死亡した男性は、妻と生後間もない子どもの3人暮らしだったのとのことで、同情を禁じえません。

ちなみに自動車盗は06年1月~10月まで、全国の駐車場で1万8,820件も発生しています。

駐車場に停めて安心なのは、駐禁取り締まりに関してだけで、車上荒らし、自動車盗の被害については、安全な保障がありません。

考えたら、トイレの屋根が盗まれる時代です。
どこでどう犯罪に巻き込まれるかわからず、用心に越したことはありません・・・