(初出:06/11/26) ※アーカイブ
06年11月24日、兵庫県警により摘発された駐禁除外章不正利用の犯罪は、かなり悪質でした・・・
つぎのような報道がありました。
『偽造した「駐車禁止除外指定車標章(身体障害者使用車)」で路上駐車していたとして』『会社員の男(44)を逮捕した』
出典:神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/ 06/11/25
『仕事で車を使っており、六月の改正道交法施行で駐車違反の取り締まりが厳しくなったため「標章を自分で作った」と容疑を認めているという』
06年6月1日、駐禁取り締まりが強化されて以来、たびたび流れてくる、標章(駐車禁止除外指定車標章)の悪用報道。
当サイトが確認しているだけでも、つぎのような事件があります。
1、10月京都=「ウインズ京都」周辺で一斉取り締まりしたところ、週末になると標章を表示した車が1日に約40台入れ替わりで駐車していた。
2、10月大阪=標章を不正使用し、通勤用の車を違法駐車していた生命保険会社職員を摘発。標章は知人女性からを借りていた。
しかし今回の犯行は、標章を人から借りたのではなく偽装したのですから、さらに悪質です。
公安委員会が交付する標章には、カラーコピーの偽造防止対策がされているので、偽造されるケースは少ないようですが、男が偽造したものは精巧に作られており、通し番号を調べることで判明したとのこと。
その技術をほかに生かせばよかったのでは・・・