(初出:20/09/23)
8%の確率でセーフ・・・
時々報じられる、道路交通標識にまつわるミス(参考記事:「罰金返金、警察のミステイク」)。
つぎのような報道がありました。
兵庫県警は17日、交差点で直進が認められているのに右折専用の表示をするなど、誤った標示のある交差点が同県内に344カ所あったと発表した。誤った標示に基づき、平成27年からの過去5年間で、道交法(指定通行区分)違反の疑いで違反切符を30人に交付していたという。県警は対象者の違反を取り消した上で、反則金の還付などを行うとしている。
出典:産経ニュース 20/09/17 「誤標示に違反切符30件 兵庫県警、謝罪し反則金還付」https://www.sankei.com/affairs/news/200917/afr2009170031-n1.html
調査された交差点は4296カ所ということなので、確率でいうと約8%(344カ所÷4296カ所)になります。
まちがっていた原因ははっきりしないようですが、誤標示は順次是正されるとのこと。
全国の警察の中で、兵庫県警だけがとびぬけてルーズだとは思えず、他の自治体でも多かれ少なかれ同じようなミスがあっても不思議ではありません。
実際、当サイトでも、まちがった駐車禁止の標識による取り締まりについてお伝えしたことがありますし(参考記事:「平成駐禁事件簿2」)。
警察といえど人間なので、ミスもします。
うっかり道路標示を見落とし、違反で摘発されたドライバーの皆さま。
可能性は高くはありませんが、取り締まりに納得がいかなければ、道路標示が正しかったか調べてみると、セーフになるかもしれません・・・