駐車監視員のひみつ その4(取締:令和177)

(初出:20/12/23)

 これまでも、いろいろ記事にしてきました・・・
 意外と知られていない、駐車監視員のお仕事。
 その内容についてのお話、4回めは、過去記事からの紹介です。
・「自分で現行犯逮捕もします」=
 駐禁をとられて悔しい思いをした人は多いと思いますが、駐車監視員には報告した駐禁を取り消す権限はありません。
 なので、いくら駐車監視員に抗議してもムダなのですが、どうにも腹の虫がおさまらず、つい威圧的な言動をしてしまう人もいるかもしれません。
 しかし、フレンドリーな緑の制服にだまされてはいけません。
 駐車監視員には元警察官という経歴の人も多く、運が悪ければ、駐車監視員自ら現行犯逮捕することもあるのです。
 参考記事:「ひさびさの公務執行妨害で逮捕報道」、「抗議してもムダな駐禁
・「だれにもいえない」=
 駐車監視員には守秘義務があり、勤務中に起きた出来事をSNSにあげるなどの行為は禁止されています。
 「女優〇〇の外車、確認!」など駐車監視員がツイートしたら炎上間違いなしですが、いまだそうした例は報告されていません。
 もっとも制度開始当初、駐車監視員の平均年齢は44.6歳。
 それから10数年たちましたが、今も町で出会う駐車監視員が若返っている印象はないので、バカッターが発生する危険性は少ないのかもしれません。
 参考記事:「初めて味わう? 厳しい守秘義務」、「大人気、「駐車監視員」資格
・「都市伝説あれこれ」=
 駐車監視員にまつわる都市伝説、「駐車監視員は歩合制」、「芸能人は見逃される」、「外交官は駐禁をとられない」、「暴力団の車は駐禁ステッカーを貼られない」などについて書いた記事です。
 参考記事:「都市伝説の嘘、外交官の駐禁問題」
・おまけ「駐車監視員は天下り説は疑問」=
 上記にもありますが、警察で交通違反取締りを担当などしていた元警察官は、講習が免除されるなど、一般人に比べて駐車監視員の資格をとるのが容易になっています。
 だからといって駐車監視員は天下りかというと、ちょっとちがうような気がします。
 というのは、警察が直接、駐車監視員に業務を委託するわけではないからです。
 警察が契約するのは、駐車監視員を雇用する会社であって、「〇〇という駐車監視員を使ってくれ」などと指名することはできません。
 しかも、多くのエリアで駐車監視員を雇用する会社が複数存在し、入札で決定するので、特定の駐車監視員が仕事に就けるように手配するのは、ほぼ不可能です。
 駐車監視員が警察官の再就職先の一つであるのはまちがいありませんが、確実に仕事に就ける保証がない以上、いわゆる天下りにはあたらないのでは・・・