数字で見る、駐禁車両の減少2(取締:令和258)

(初出:22/02/13)

数字で見る、駐禁車両の減少・・・

2006年6月始まった駐車監視員制度。

その駐車監視員、開始6年後に最大人数を記録し、そのあとは、人員は減りつつあるも、逆に、業務を委託する警察署は増加しています(参考記事:数字で見る、駐禁車両の減少1)。

では、駐車監視員が活動した成果はいかに、ということで、警察白書※から、数字をまとめてみました。
放置車両確認標章、いわゆる”駐禁ステッカー”の取付け状況の推移です。

比較するため、駐車監視員制度が始まるまえの年度についても、記載します。

駐車監視員が開始される以前。
2004年 1,667,608件(駐車違反取締り件数)
2005年 1,593,377件(駐車違反取締り件数)
駐車監視員制度が開始された年。
2006年 1,953,778件(駐車違反取締り件数)

同じく2006年の、駐車監視員制度が施行された月(6-12月)限定の、駐車違反取締り件数ではなく、放置駐車確認標章(駐禁ステッカー)の取付け数は、下記のとおり。
2006年6-12月 1,592,170件(放置駐車確認標章の取付け数・合計)

そして、上記放置駐車確認標章の取付け数のうち、駐車監視員による放置駐車確認標章の取付け数は、703,717件でした。

1,592,170件(放置駐車確認標章の取付け総数)ー703,717件(駐車監視員による放置駐車確認標章の取付け数)=888,453件(警察が取り付けた放置駐車確認標章の数)

つまり、2006年6-12月の時点では、駐車監視員ではなく、警察が取り付けた放置駐車確認標章(駐禁ステッカー)の数のほうが多かった計算となります。

続いて、駐車監視員制度が開始されてからの、放置車両確認標章取付け状況の推移です。

年度|取付件数全体|駐車監視員によるもの
2006年 1,953,778件  703,717件 ※6-12月
2007年 2,967,843件 1,491,705件
2008年 2,759,804件 1,672,606件
2009年 2,462,327件 1,597,489件
2010年 1,985,305件 1,350,963件
2011年 1,943,439件 1,365,990件
2012年 1,835,404件 1,283,817件
2013年 1,664,504件 1,158,390件
2014年 1,499,283件 1,056,000件
2015年 1,394,977件  977,003件
2016年 1,329,894件  922,716件
2017年 1,285,596件  887,825件
2018年 1,174,633件  813,802件
2019年 1,101,499件  754,939件
2020年 1,014,064件  667,202件

駐車監視員制度開始2年後には、もう、駐車監視員が取り付けた”駐禁ステッカー”の数が、警察の付けた数を上回っています。

また、こうしてみると、2007年に2,967,843件もあった放置駐車確認標章の取付け数が、2020年には1,014,064件と、4割以下に激減していることが分かります。

この結果のすべてが、駐車監視員制度の成果とはいえないかもしれませんが、”駐禁車両を減らす”という制度導入当初の目的は、達成しているといえるのではないでしょうか。

もどるつづく

※(参考:警察庁 「警察白書」 https://www.npa.go.jp/publications/whitepaper/index_keisatsu.html)


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