(初出 :08/05/06) ※アーカイブ
その効果が認められ、全国で拡大中の「駐車監視員」制度ですが、なぜか制度拡大をPRする自治体が少ない中、香川県では、つぎのようなPR活動が実施されたとの報道がありました。
『迷惑駐車、なくしてほしいワン―。丸亀警察犬訓練所の見習い警察犬「きな子」が10日、JR丸亀駅前での違法駐車一掃キャンペーンに参加した』
(出典:SHIKOKU NEWS※四国新聞社 http://www.shikoku-np.co.jp/ 08/04/10)
見習い警察犬は集まった幼稚園児らとともに、「駐車監視員」制度についてのチラシ配布に協力したとか。
香川県では06年6月、高松北署、高松南署の2署で、2ユニット4名の「駐車監視員」制度を導入。
その結果について、つぎのような報道がありました。
『高松市では、昨年6月から今年5月までの間、駐車監視員が確認した違反件数は4868件。対象区域内での人身事故発生件数は、1323件(前年同時期1458件)で9.3%の減少』
(出典:山陽新聞digital http://www.sanyo.oni.co.jp/ 07/09/09)
この結果をふまえ、08年から住民からの要望も強かった坂出市と丸亀市でも「駐車監視員」制度導入が決まり、丸亀市で上記のような見習い警察犬のPRが行なわれたものです。
ちなみに香川県は、四国4県で初めて、放置違反金滞納の”差し押さえ”を実施した県。
他の県より、駐禁取り締まりに力を入れているのかもしれません・・・