(初出:19/10/06)
すでに会員数150万人・・・
多くの業界が取り入れてる定額制サービス(サブスク)、その先駆けといってもいいカーシェアリングですが、令和現在、多くの企業が参入し、かなり身近になった感があります。
じつはその、カーシェアリングが定着しつつある裏で、駐車場のシェアリングも広まっているのだとか。
つぎのような記事がありました。
『損害保険大手のSOMPOホールディングスは3日、駐車場のシェア事業に参入すると発表した。駐車場シェアリングの最大手akippa(アキッパ、大阪市)の株式約33・4%を1日付で取得し、関連会社にした。』
出典:iZa(産経新聞ウェブサイト) 19/10/03 https://www.iza.ne.jp/
『アキッパはスマートフォンを使って、車の運転手に活用されていない月極駐車場や車庫などの駐車スペースを紹介している。現在の会員数は150万人。駐車場登録数は3万件超。』
06年、駐禁取締り強化による需要増を見込んで、駐車場建設ラッシュが発生しましたが、当時は車はシェアしても、駐車場までシェアする発想はあまりありませんでした。
それから数年後。つぎのような記事がありました。
駐車場ビジネスに次の大きな波が押し寄せたのが2010年代。スマホとシェアエコノミーの普及で駐車場シェアが普及した。アプリで駐車場と個人を直接つなぐ。
出典:日本経済新聞ウェブサイト 19/10/03 https://www.nikkei.com/
空いてる駐車場を教えてくれるカーナビは以前からありましたが、事前に出かけるのがわかっているなら、シェアしている駐車場を予約するほうが確実とあって、駐車場シェアの利用者は急増。
最初の記事で紹介されているアキッパは14年に営業開始したそうですが、5年あまりですでに会員数150万人を数えるほど。
今後さらにニーズは拡大するとみられているようですが、それにしても。
車も駐車場もシェアリングするなら、都市部だったら 、電車やバス、タクシーを使ったほうが効率よくないかと、一瞬思ってしまいました・・・