(初出:21/01/10)
やはりガラガラでした・・・
21年1月4日速報が発表された、年末年始期間における高速道路の交通状況。
年末年始期間の平均日交通量は、昨年度の同時期と比べ65%に減少(昨年同時期と比べ、小型車は63%に減少、大型車は75%に減少)。10km以上の渋滞回数は、昨年度の同時期と比べ27%に減少、30km以上の渋滞は発生しませんでした。なお、昨年度と比べ、上り・下り・日付別で目立った渋滞のピークは見られませんでした。
出典:NEXCO西日本 21/01/04 「年末年始期間における高速道路の交通状況(速報)【全国版】」https://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/hq/r3/0104a/
もちろんコロナ禍による影響です。
ちなみに高速道路だけではなく、新幹線を利用する人も激減。
JR東海によりますと、12月25日から1月5日までに東海道新幹線を利用した人は前の年より約7割減って、152万4000人だったということです。
出典:ABCニュース 21/01/06 「【新幹線】年末年始の利用者 会社発足以来最低 「GoToトラベル」停止で」 https://www.asahi.co.jp/
こちらは、高速道路以上に数字が上がらず、前年比で約7割も利用者が減少したとのこと。
高速道路前年比35%減、新幹線前年比70%減。
車に比べ、より密な環境となる新幹線のほうが敬遠されたようです。
そして、警視庁さえ予測不可能だった一般道(参考記事:「都内、年末・年始渋滞予測の行方」)はというと、例年であればいちばん混雑したであろう初詣すら、つぎのような状況。
それによりますと、例年全国で最も多くの参拝者が訪れるとされる東京 渋谷区の明治神宮は、正月三が日の人出は前の年より8割近く減っていました。
参考:NHK NEWS WEB 21/01/04 「コロナ禍で初の年末年始 人の動きに変化【データで読み解く】」 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210104/k10012796391000.html
人が集まりそうな場所はスルーされ、当然ながら、それら場所に向かう道路もガラガラ。
これだけ人出が減ると、車の数も減り、さぞかし駐車監視員もヒマな正月だったのではと思いきや、駐車監視員はもともと正月三が日は休みが多いのです。
駐車禁止の交通標識の下に、補助標識がついているのを見たことはないでしょうか。
赤と青の駐禁標識の下に、「1月1日~3日を除く」と書かれた、青い補助標識がついていれば※、そこは1月1日~3日は取締りがないということです。
令和3年の三が日、これだけ車が少なければ、駐車監視員も心おきなく家で過ごせたのではないでしょうか・・・
※補助標識がなければ通常通り取締りがあるし、また、駐禁標識と時間制限駐車区間標識(パーキング・メーター)が混在していると、逆の意味になるので、ご注意ください
参考:パーキング・メーター、パーキング・チケット使用の際の共通注意事項(警視庁)
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/hairyo/tadashi_pking/shiyohoho.html