みなし公務員はいつ取り締まるか (取締3)

(初出:06/04/10) ※アーカイブ

朝から晩まで年がら年中、というわけでありません・・・

当初、全国270署の警察に委託されてはじまる「駐車監視員」による駐禁取り締まり。
対象地域のどの区間を重点的に取り締まるのか、そして、どの時間帯に見回るのかという情報は、「活動ガイドライン」として各警察署で公表されます。
 
すでに警察庁HPには「駐車監視員活動ガイドライン(モデル)」という書類が公開(※現在非公開)されており、それによると、活動方針として「駐車監視員は、下記の路線、地域、時間帯を重点に巡回し、放置車両の確認等を実施する」とあります。
 
そして見本の表には、「重点路線 市道凸凹線(□□交差点~△△交差点の間) 重点時間帯 バス運行時間帯」などと書かれています。
 
事前に、この「駐車監視員活動ガイドライン」を読んでいれば、「市道凸凹線」で「バス運行時間帯」に、わざわざ違法駐車する人はまずいないでしょう。
 
もっとも、現在は、あっという間にすべての情報がデジタル化され、共有される時代。
カーナビもどんどん進化してることだし、じきに、各地の駐車監視員の見回り地域や時間帯などの情報を取り込んでデータベース化。
 
車の駐車位置をGPSで確認し、データベースと照合して、「今いる場所は駐車監視員の放置車両確認地域です。移動しましょう」などと警告してくれる時代がくるのではないでしょうか・・・

※エリアによっては、警察署長の指示の元、”駐車監視員ガイドライン”の範囲外でも駐車監視員が確認事務を行うことがあります。
詳しくは各エリアの”駐車監視員ガイドライン”(留意事項)をご確認ください。
「駐車監視員」の活動については下記ページで確認できます(一部PDF)。
全国|駐車監視員ガイドライン