(初出:07/06/26)※アーカイブ
お洒落な理由からではありません・・・
06年度、推定倍率7倍もの競争率(東京)を勝ち抜き、ようやく「駐車監視員」になったと思ったら、待っていたのはあまりにも厳しい現実。
たとえば大阪では、07年6月から制服にベストが追加されましたが、追加された理由が壮絶です。
つぎのような記事がありました。
『蛍光色の反射材でできており、背中と胸には黒字で「大阪府警」と記されている』
『つば吐き、跳びげり、付きまとい・・・ 取り締まりに「逆切れ」した運転者らが監視員に食ってかかる事件が絶えず、「身を守るために」と府警が無償貸与した』
(http://www.asahi.com/ 07/06/02)
もともと大阪では「駐車監視員」 制度スタート当初、 「駐車監視員」に警察官が同行するほどトラブルが懸念されていましたが、その心配が的中したようです。
また、「駐車監視員」が巻き込まれた、公務執行妨害の件数も目をひきます。
みなし公務員である「駐車監視員」の業務を妨害すると、公務執行妨害に問われて逮捕されるのですが、06年6月~07年5月の一年間に起きた件数はつぎのとおり。
『駐車監視員に対する暴行など公務執行妨害事件は82件』
(http://www.tokyo-np.co.jp/ 07/06/14)
月平均6.8人、全国で毎週1人以上「駐車監視員」が、公務執行妨害されている計算です・・・
※本記事は07年当時の状況に基づく内容です