(初出:07/03/07) ※アーカイブ
目をつけられたら逃げられない?・・・
07年3月6日自動車盗について、つぎのような記事がありました。
『注文を受けて高級車を中心に首都圏で自動車盗を繰り返したとして静岡県警富士署などは東京都出身』
『4人を窃盗容疑で逮捕・起訴した』
(http://www.mainichi-msn.co.jp/ 07/03/07)
1999年から急増した自動車盗については、官民合同のプロジェクトチームが組織され、対応にあたっていますが、それにしても驚くのが、今回明らかになったその手口です。
なんせ、「注文を受けて」から、盗むのです。
『同署によると、グループは昨年2~9月、東京、静岡、神奈川、千葉、埼玉の1都4県で、針金でドアのかぎを外す手口で170台(約2億4800万円相当)を盗んだ。外国人ブローカーから車種や年式など細かい注文を受けては車を探し、盗んで数十万円で売っていたらしい』
(出典:毎日新聞ウェブサイト※当時 07/03/07)
人気の高い高級車がピンポイントで狙われていました。
これではまるで、駐車場は盗難車のショールーム。
また07年1月には、べつな自動車盗のグループが逮捕されていますが、こちらはイラン人が中心となっていました。
つぎのような記事がありました。
『イラン人の男=公判中=らを中心とした不正輸出グループの1人で、2004年1月以降、トヨタの「ランドクルーザー」など約300台を横浜港からロシアに輸出したと認めているという』
『ネットオークションで同じ車種の事故車を1台10万円程度で落札して車体番号を盗難車に張り替え、車検証を入れ替えて税関のチェックをすり抜けていた』
(出典:東京新聞ウェブサイト http://www.tokyo-np.co.jp/ 07/01/29)
こんな自動車盗グループに目をつけられたが最後・・・
生半可な盗難対策ぐらいでは、どこへ停めようが、愛車と生き別れ(?)になる運命は避けられないような気がします・・・