(初出:19/10/20)
台風の中、車で移動はやはり危険・・・
電車が止まるほどの豪雨で、車だけ無事なわけはありません。
つぎのような報道がありました。
記録的な大雨をもたらした台風19号で、19日までに死亡が確認された計81人のうち、4分の1にあたる21人が車の中で被災したとみられることが、朝日新聞のまとめでわかった。
出典:朝日新聞デジタル 19/10/20 「台風死者4人に1人が車内で被災 避難移動の判断難しく」https://www.asahi.com/articles/ASMBM4HGYMBMUTIL014.html
波打ち際で、引いていく波に転びそうになった経験はないでしょうか。
わずかな水位でも、流れる水にはそうとうな力があります。
つぎのような記事がありました。
約45センチ浸水したドアの開閉にも挑戦。全体重をかけて開けようとしたが、びくともしなかった。担当者によると、体感する「重さ」は約70~80キロだという。浸水レベルを約20センチに下げてもらうと、何とか30センチほどドアを開けられたものの、外に出ようとすると水圧で押し戻され、手や足を挟まれそうになった。
出典:産経新聞ウェブサイト 18/09/01 「浸水45センチ、ドアが開かない! 豪雨の恐さと早期避難の重要性体感 大阪での訓練参加」https://www.sankei.com/west/news/180901/wst1809010032-n1.html
陥没した道路にはまる、川に転落して流される、浸水して車内に閉じ込められる、アンダーパスにはまってしまう・・・
毎年のように猛烈なハリケーンが襲う米国製水陸両用車も日本に輸入されていますが、オフロード車だったり、高すぎ(PANTHER)て富裕層しか買えなかったりします(MAXは生産終了)。
自慢の国産4WDといえども、道路の状況がよく分からない中運転していれば、陥没した穴にはまったり、川に転落してもおかしくありません。
そうなっては万事休す。
なんとか脱出はできたとしても、放置した車は緊急車両の通行の妨げとなり、通常の駐禁車両どころではない迷惑をかけることになります・・・