まさか反省した? 外交官駐禁問題(取締:令和199)

(初出:21/03/14)

 減った原因は、もしかして・・・
 よくいわれる都市伝説、「外交官は駐禁をとられない」は嘘だと、先日書きました(参考記事:都市伝説の嘘、外交官の駐禁問題)。
 外交官が使う車両であっても、きっちり駐禁をとられるのです。
 ただし、駐禁をとられても、違反金を納付するかどうかは、別問題。
 駐禁を取られても出頭せず、違反金・反則金も納付しない、ルール無視の外交官が多いのです。
 この外交官の駐禁問題、19年にFNNプライムオンライン、20年に共同通信ウェブサイトが取り上げていますが、今回3回目となる、つぎのような報道がありました。
『政府の答弁によると、違反件数は2018年が3948件、19年は2615件、20年は1137件だった。
 違反金が未納のまま、時効の5年をすぎたケースについては、18年度が3118件で4677万円(1件1万5千円で計算)、19年度は2736件で4104万円(同)だった。』
出典:朝日新聞デジタル 21/03/12 「外交官車両の違反、未納が4千万円「うどん40年分」?」(https://www.asahi.com/articles/ASP3D6S4BP3DUTFK015.html)
 数字だけ見ると、3948件(18年)、2615件(19年)、1137件(20年)と年々減っており、事態は改善しているようにみえます。
 もしかして、駐禁を繰り返していた外交官が反省し、ちゃんと駐車場を利用するようになった?
 たぶん、ちがうと思います。
 昨年20年、日本はコロナ禍でほぼ鎖国状態だったため、単純に、外交官のまわりにいる、車を使う人の数が減ったためではないでしょうか。
 しかし今年、21年は、東京五輪の開催年。
 人数こそ少なくても、各国外交官はここぞとばかり活発に活動しているはずで、活動していれば駐禁の件数も増えていてもおかしくないはず。
 つまり、来年22年発表される、21年外交官車両の違反件数は、20年よりも増えているはずです。
 あまり当たってほしくない予想では、ありますが・・・