各地で予想以上の効果? 交通事情劇的改善 (取締15)

(初出:06/06/26) ※アーカイブ

このまま、いけばいいのですが・・・

駐禁取り締まりを民間委託する「駐車監視員」制度が施行され、そろそろ一ヶ月。
あちこちで「効果あり!」の声があがっています。

たとえば、25警察署で60名の「駐車監視員」に業務委託した埼玉県県議会では、埼玉県警本部長がつぎのように答弁したとの報道がありました。

『県警駐車対策課によると、県内の代表的な繁華街である大宮駅東口や浦和駅西口、西川口駅前の三カ所で、制度実施直後の五日間と今月二十日の二回、駐車違反の実態を検証したところ、実施前に比べ、違法駐車が平均55%減少していたという』(出典:東京新聞ウェブサイト http://www.tokyo-np.co.jp/ 06/06/24)

また、9警察署で42名の「駐車監視員」に業務委託した兵庫県県警交通規制課による調査の報道もありました。

『改正道交法の施行で駐禁対策を強化した今月一日からの半月で、神戸市内の取り締まり重点路線の交差点周辺では、渋滞時間が半減している』(出典:神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/ 06/06/22)

2警察署で6名の「駐車監視員」に業務委託した奈良県県議会の6月定例会では、つぎのような発言があったとの報道が。

『県警本部長が「違法駐車がほぼ半減した地域もある」などと評価した』(出典:奈良新聞デジタルhttp://www.nara-np.co.jp/ 06/06/23)

そして、3警察署が4名の「駐車監視員」に委託した栃木県で、県警の調査の調査結果についての報道がありました。

『一日から民間の駐車監視員による取り締まりが始まり、宇都宮市中心部の交差点三カ所で信号待ちの車列の長さが前年に比べ、三-一割短くなっていることが、県警の調査で分かった』(出典:東京新聞ウェブサイト http://www.tokyo-np.co.jp/ 06/06/24)

「駐車監視員」制度、予想以上の効果じゃないでしょうか。

もっともここまで駐禁車両が減ると、道路が空いて、車の流れがスムーズになり・・・
こんどはスピード違反が大幅に増えるんじゃないかと、よけいな心配もしてしまいます。

そうなると、つぎは新たに「スピード違反監視員」制度の導入が検討されるかも・・・