平成駐禁事件簿3 (反則金:令和66)

(初出:19/11/12)

 未報告だった平成に起きた駐禁関連情報、その3です・・・
 東京都では毎年数百~千人以上のドライバーが、違法駐車などの反則金を納付せずに逮捕されていますが、地方なら逮捕されないかというと、そんなことはありません。
 16年4月、つぎのような記事がありました。
『兵庫県警は31日、交通違反の反則金を納めず、再三の呼び出しにも応じない悪質な違反者について、 4月1日から1カ月間にわたり、道交法違反容疑で逮捕状を一斉執行すると発表した。
 県警によると、逮捕予定者は県内の23~59歳の男女26人で、計33件の違反を犯した。 違反の内訳は、携帯電話の使用11件▽速度超過7件▽一時不停止6件▽信号無視5件-など。 年齢別では40代が9人と最も多く、30代が7人と続いた。 』
出典:産経新聞ウェブサイト 16/04/01 「「金がない」「忙しい」…出頭拒否の交通違反者26人の逮捕状を一斉執行 兵庫県警 」(http://www.sankei.com/west/news/160401/wst1604010020-n1.html)
 いずれの違反者にも最低10回以上は出頭するよう連絡したとのことで、逮捕者からすれば「ばつが悪くても、連絡された時に出頭すればよかった」と思っていることでしょう。
 逮捕となれば、事前連絡はなく、帰宅途中に突然手錠をかけられたりするのですから・・・
 ただ、上記記事の違反内訳の中に”違法駐車”がなかったのは、逮捕より差し押さえを優先しているからかもしれません。
 15年9月、同じく兵庫県警の対応についてつぎのような記事がありました。
『駐車違反を繰り返したにもかかわらず、2007年以降納付催促に応じず、放置違反金など約73万円を滞納したとして、兵庫県警交通指導課などは25日までに、神戸市内に住む男性(40)に対し、乗用車1台を差し押さえた。車の差し押さえは10年以来県内では2例目で、滞納金額は過去最多。男性は24日に全額納付したため、同日解除された。
 同課によると、男性は07~13年に28件の駐車違反し、いずれも延滞金が発生。2件分の違反金を納付した。違反金は約39万円、延滞金は約34万円を滞納。県警は文書や自宅訪問などで再三納付を促したが、応じなかったという。』
出典:神戸新聞NEXT 15/09(http://www.kobe-np.co.jp/)
 県警は、車の前輪にタイヤロックして動かせないようにしたとか。
 そこまでされたら、払うしかなかったのかもしれません。
 ちなみに差し押さえといえば、07年東京都が差し押さえて公売した車の中には、フィアットやベンツなど高級車も入っています。
 高級車に乗るお金はあっても、駐禁の反則金や税金を払うお金はないということなのでしょうか・・・