あおり運転、処罰新設か (取締:令和5) 

(初出:19/09/12)

問題視されることから、はじまる規制・・・

衝撃的な動画と象徴的な犯人ルックスで、日本中がその動向に注目した、19年8月常磐自動車道で発生した「あおり運転」騒動。

「あおり運転」に関連した事件としては、異例の全国指名手配の末、犯人が逮捕されて狂騒に幕となりましたが、一連の報道が世間に与えたインパクトは絶大なものがあります。
つぎのような報道がありました。

後を絶たない「あおり運転」について、警察庁が来年の通常国会での道交法改正を目指すことが10日、関係者の話で分かった。道交法にあおり運転を処罰する規定を新設する案や、車間距離保持義務違反などの罰則引き上げについて検討している。

出典:時事ドットコム  19/09/11 https://www.jiji.com/

ふりかえってみれば、当サイトが取り上げる駐禁も、道路の渋滞を引き起こす元凶として、問題視されることから始まりました。

駐禁取り締まりを民間委託する「駐車監視員」制度が導入された翌年、その効果はつぎのように報じられています。
『東京都内の一般道路の渋滞の長さが昨年、2001年と比べ3割短くなった』
出典:日本経済新聞ウェブサイト  07/03/10 (http://www.nikkei.co.jp/)

今回の「あおり運転」問題も、処罰する規定が新設されることなどで、18年度には1万3025件も摘発されたという車間距離保持義務違反が減ることが期待されます・・・