(初出:08/07/13) ※アーカイブ
「なんでおれだけ・・・」
停めてあった車に戻ってきたら、駐禁のステッカーが貼られていた。
そして、まだ立ち去っていない「駐車監視員」がいたら、文句のひと言もいいたくなる気持ちもわかります。
しかし違法駐車の判定が、”その場”で、くつがえることはありません。
駐車監視員に、謝っても、反省しても、怒ってもムダだし、ましてや、つぎのような行動を起こしたら・・・
逮捕されます。
08年5月27日埼玉県で、68歳の男性が起こした事件について、つぎのような報道がありました。
『止めていた自分の車が駐車監視員2人に駐車違反の取り締まりを受けたことに怒り、「ぶっ殺すぞ」と怒鳴り、車を発進させ、同県春日部市の監視員(55)の左足に車をぶつけ』
『さらに、同容疑者を注意しようとした同県三郷市の監視員(63)の顔を殴り、「ひいてやるから車の前に立て」と怒鳴って再び車を発車させ、左足にぶつけた疑い』
(出典:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/ 08/05/28)
被害に会った駐車監視員は、約1週間のけがをしたそうです。
当然のことながら、意気軒昂なご老人は、あえなく逮捕。容疑は公務執行妨害と殺人未遂の疑いでした。
過去には、「痛めつける」と駐車監視員を脅しただけで、”公務執行妨害”で逮捕されたドライバーがいます。
ましてや、15000円の罰金に逆上して「ひいてやるから車の前に立て」とは、論外です・・・