コロナ禍の帰省先で待っているもの(取締:令和134)

(初出:20/08/06)

令和2年お盆、マイカーでの帰省は、気が抜けない帰省となりそうです・・・

8月5日、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は臨時の記者会見を開き、お盆の帰省について慎重に判断すべきと発言しました。

そうした対応が難しいと判断される場合には、感染が収まるまで当分の間、オンライン帰省を含め慎重に考慮していただきたいと思います。また、そもそも、発熱等の症状がある方は、帰省は控えて下さい。感染リスクが高い場所に最近行った方は、慎重に判断して下さい。

出典:ABEMA TIMES 20/08/05 「分科会の尾身会長、帰省について政府に提言した内容を公表」https://times.abema.tv/posts/8618550

とはいえ、いくらコロナ禍でも、実家の墓参りは欠かせないという人も少なくないでしょう。

また帰省にあたっては、「密閉・密集・密接」の”3密”を避け、マイカーを利用する人もいるかと思いますが、そんなドライバーを帰省先では何が待っているのでしょうか。

まず、実家近くの繁華街や観光地に行く機会があるなら、駐禁には要注意です。
警察にお盆休みがないように、駐車監視員にもお盆休みはないからです(参考記事:「毎日やってるの?」)。

駐車監視員が見回る時間帯や地域は、道路標識のように街角には掲示していないので、各地域の「駐車監視員ガイドライン」を参考にする必要があります。 

また、ある意味、駐車監視員より怖いのが、自粛警察です。
なにしろ、出現場所も時間もわかっている駐車監視員とちがい、どこに潜んでいるか分かりません。
最悪、他県ナンバーということだけで、車に傷をつけられたりするかもしれません。

そうした自粛警察に目をつけられることがないよう、帰省先でも、マスクの着用など、感染症対策をしっかり心がけたほうがよさそうです。

唯一の救いは、罰則が整備されたおかげで、高速での「あおり運転」被害が減っていることぐらい(参考記事:「あおりダメ。ゼッタイ。」)。

いずれにせよ令和2年夏の帰省は、心休まるというより、気が抜けない帰省となるのではないでしょうか・・・